0-100km/h加速「2.5秒」…世界最高速を叩き出したスーパースポーツが完売!

2005年の東京モーターショーで初披露された「ヴェイロン」は、4つのターボチャージャーを装着した8リッターW16エンジンを搭載し、最高出力1,001ps/最大トルク1,250Nmという現実からかけ離れた超ド級のスペックを実現していた。

発売当時の価格は1億6,300万円ほどで、エグゼクティブやクルマ好きの間で大きな話題となった。
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そして、2010年に発売された高性能版の「ヴェイロン 16.4 スーパースポーツ」では、最高出力1,200ps/最大トルク1,500Nmにまでそのパフォーマンスは引き上げられ、市販車の世界最高速となる431.072km/hのギネス記録を打ち立てている。
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今回の「ラ・フィナーレ」には前述の「スーパースポーツ」と同等の性能が与えられ、オープンボディながら0-100km/h加速は2.6秒、最高速は410km/hに達する。

またリアウイングやスポーツシートなどには、最終モデルの証として「La Finale」や「450/450」といった文字が奢られた。
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ブガッティによると、オプション装備も含めたヴェイロンの平均販売価格は230万ユーロ(約3億円)だったという。ちなみに限定450台のうち、日本割り当て分はわずか15台。筆者はその姿を見ることなく10年が過ぎてしまった……。
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スーパーカーの新たなベンチマークを構築し、惜しまれながら生産を終了したヴェイロンだが、実は後継モデルの開発も進められているようだ。もちろんその性能は、ヴェイロンを大きく凌駕するものになるだろう。

写真:ブガッティ オートモービル S.A.S.

(zlatan)

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