1TBモデルが160万円、2TBモデルが184万円!
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アルプス山脈のマッターホルンからインスパイアされたというアルミ削り出しのボディは塊感があふれるもの。
サイズは横214×高さ243×奥行き238mmとコンパクトだが、約11.4kgと重い。Astell&KernはハイエンドポータブルプレーヤーAK240で削り出しのジュラルミン筐体を採用し、さらにAK240 Stainless Steelでは内部構造を一切変えることなくケースのみステンレスに変更。
外装によって出音が異なるということを実証しており、AK500Nの強固なパネル、フレームも音質追求の賜なのだろう。
CDのリッピング機能、無線LAN、Astell&Kern製ポータブルプレーヤーからのストリーミング機能、DLNA対応と機能は豊富。
所持しているすべての音源の再生をAK500Nに集約できる。電源由来のノイズをシャットアウトするために、約7時間の連続再生が可能なバッテリーを内蔵。再生していない時、またはバッテリー残量が5%以下になると自動的に充電を開始する設定になっている。
もちろんハイレゾ音源にも対応。DSD音源はDSD128(5.6MHz/1bit)までのネイティブ再生に対応し、PCM音源は384kHz/32bit(192kHz/24bitにダウンコンバート)まで対応。またDSD64(2.8MHz/1bit)へのリアルタイム変換機能も備えている。
コントロールは本体上部に備わった7インチタッチパネルと右サイドの大型ボリウム、もしくは「Sitecom Media Controller」(iOS)、「BubbleUPnP UPnP/DLNA」(Android)といったアプリでの操作も可能だ。
高価なプロダクツであることには違いないが、筐体の作り込みも機能も世界トップクラス。
他の名だたるオーディオブランド・メーカーが足踏みしている間に、ホームオーディオの世界でも先駆者として光を浴びている。
(武者良太)
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