フェラーリの正規ディーラー「コーンズ・モータース」が、同社として初めてネットオークションを実施している。買いたくても買えないフェラーリファンが多い状況を鑑みて、今回はあえてネットオークションというオープンな形を採ったという。
出展されているのは、「458スペチアーレ」の認定中古車。登録から約半年、走行距離1,000km以下の「ほぼ新車」といえる個体だ。
最低落札価格は3,900万円。実は458スペチアーレの新車価格3,390万円に加えて、約420万円のオプション装備の合計である3,810万円よりも、逆に90万円ほど高いプレミア価格となっている。
このあたりはフェラーリの威光や、投機対象としての価値の高さだろう。極端な例でいえば、499台限定で発売された「ラ・フェラーリ」が、新車時の2倍に近い価格で取引されたといった話もある。
458スペチアーレは、ベース車の「458イタリア」をハイパワー化＆軽量化した頂点モデルである。搭載する4.5リッターV8エンジンは、ベース車から35ps出力アップの605ps/540Nmを誇り、ボディは90kgのダイエットを果たしている。結果、0-100km/h加速は3秒フラットと、ベース車を0.4秒置き去りにする。
入札の締め切りは、3月8日（日）18時。気になる方は今すぐスペシャルオークションサイトへ！
写真：コーンズ・モータース
（zlatan）
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