■マラケシュ
モロッコ中央部にある都市のマラケシュは、アトラス山脈の丘陵地帯に位置しています。
「南の真珠」と呼ばれるほどに美しい街並みは、一見の価値ありです。市街は、フランス人によって建築された新市街と、中世イスラムの雰囲気を残した旧市街に分かれています。
旧市街は、世界遺産にも登録されていて、街そのものが遺産という珍しい都市です。中心に位置するジャマ・エル・フナ広場は土産物屋や大道芸を楽しむことが出来ます。
日本からマラケシュに行くためには、直行便はないので、ヨーロッパや中東を経由することになります。ヨーロッパからエールフランス航空を利用して、一度カサブランカに入り、そこからマラケシュに行くことができます。
■ハノイ
ベトナムの首都であるハノイは、最近人気がある観光スポットのひとつです。
現代的な建物も存在する中に、旧市街や歴史あるモニュメント、植民地時代の建造物が残されています。ホアロー収容所などの歴史的な遺産も残っており、600あまりの寺や仏塔を回ることもできます。現在も発掘が続いている昇竜(タンロン)遺跡は、ユネスコの文化遺産にも登録されている応急の遺跡群です。
日本からのアクセスは、直行便があるのでとても便利です。日本航空やベトナム航空のハノイ行きに乗って、成田からなら6時間半程度で到着します。
■プラハ(チェコ共和国)
チェコ共和国の首都は、古くからの歴史を感じさせてくれる街です。
街の中心をクラシックの名曲「モルダウ」でも馴染み深い、ヴルタヴァ川が流れていて、古い町並みや建造物が多く残っています。街の中を歩いていると、自分がいつの時代にいるのか、タイムスリップをしたような感覚を味わうことが出来るのです。
プラハの街並みは、ロマネスク時代から近代建築までが残っており、「ヨーロッパの建築博物館の街」としてユネスコの世界遺産にもなっています。プラハ城や、聖ヴィート大聖堂などの有名な観光地は、1日では回りきれないほどです。
日本とチェコを結ぶ定期便はないので、エールフランス航空などを利用する必要があります。パリやフランクフルトでプラハ行きの飛行機に乗り換えて行くことができます。ドイツやオーストリア等の近隣国からは、プラハ行きの鉄道やバスもあるので、そちらを利用してみてもいいかもしれません。
■シェムリアップ
カンボジアにあるシェリムアップは、シェリムアップ州の州都です。
カンボジアの観光スポットであるアンコールワット、アンコールトムなどに行くための観光拠点となる場所です。観光の拠点としては、今でも発展を続けています。様々な種類のレストランがあり、ホテルも5つ星の高級ホテルから、5ドルの宿まで、その種類は様々です。
あらゆる価格帯のホテルやレストランが集合しているため、自分にあったプランをチョイスすることが出来るのも、観光拠点となる理由のひとつかもしれません。市街地には観光客向けのマーケットなどもあり、十分に楽しむことが出来ます。
日本からは直行便がないので、乗り継ぎも含めて10時間ほどかかります。東南アジアを経由して、ベトナム航空の飛行機を利用してカンボジアに入国することができます。
■ブダペスト
1日1500ガロンもの水が湧き出していて、スパの街としても有名です。泡風呂があるゲレールト温泉や、ネオバロック様式のセーチェニ温泉など、温泉が豊富な都市なのです。
温泉も、オスマン建築であったり、ステンドグラスで彩られていたりと、見るだけでも楽しむことが出来ます。ドナウ川の両側に位置している大都市は、観光地もたくさんあります。英雄広場や、アンドラーシ通りなどは、一度は訪れておきたい観光名所です。
日本からはヨーロッパの主要都市を経由していきます。ロンドンやパリから飛行機を乗り換えていくので、14時間ほどかかってしまいます。
また、隣国のウィーンからは陸路や航路でハンガリーに行くこともできます。
あまり知られていない都市ですが、実は見所がたくさんある都市ばかりです。メジャーな観光地に飽きてしまったら、ぜひ、行ってみてください。
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