メルセデス・ベンツ G500 4×4²は、軍用車両などにも使われるハブリダクション機構や325/55R22サイズの大径タイヤなどを採用し、究極のオフロード性能を追求したモデルだ。

最低地上高は450mm（ベース車のG550は210mm）、アプローチ／ディパーチャーアングルは52°／54°（同36°／27°）、渡河性能は1,000mm（同600mm）へと高められ、オフィシャル写真でも表現されているように、岩場・川・砂丘など、どんなロケーションでも物ともしない圧倒的な走破力を誇る。

心臓部は、ベース車の5.5リッターV8から最新世代の4リッターV8ツインターボに換装。最高出力が387psから422psへとパワフルになった一方で、より厳しい欧州の排出ガス基準であるユーロ6をクリアする環境性能の高さを併せもつ。また、カーボンファイバー製のボディパネルを採用するなど、軽量化も図られている。

まだインテリアの写真は公開されていないものの、ワイルドなエクステリアに対し、インテリアは快適かつラグジュアリーに仕立てたという。

日本導入の有無や時期、価格などは不明だが、8,000万円の「G 63 AMG 6×6（日本導入分は5台）」が即売しただけに、もし発売されれば瞬く間に売れてしまうことだろう。

（zlatan）

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