「アクティブツアラー」BMWブランド初のFFモデルはなぜ生まれた?

「2シリーズ アクティブツアラー」が生まれた背景には、ユーザーニーズやマーケットの変化がある。とくにここ日本では、セダンやワゴンのマーケットは縮小傾向が続き、代わってSUVやコンパクトカーへのニーズが高まっている。また、プレミアムブランドであっても、若く新しいユーザーを積極的に取り込んでいく必要性が出てきた。
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そこでBMWは、コンパクトなボディであっても広い室内と利便性を確保しやすいFFプラットフォームの採用に踏み切り、初めての“ファミリーカー”を生み出したのだ。同じドイツ勢では、「メルセデス・ベンツ Bクラス」がライバルとなる。

そんな「2シリーズ アクティブツアラー」のキャッチフレーズは、「青空。家族。BMW。」。テレビCMでは“ミスチル”の爽やかな楽曲が流れ、初めて起用したという日本人ファミリーも登場する。