バボラ社の最新ラケット「バボラプレイ」では、通信機能付きのセンサーがグリップ部に内蔵されていて、スマホやパソコンなどとワイヤレス接続することで、自身のプレー内容をデータとして見ることができる。
そのデータは、世界ランキング20位以内のバボラ契約選手を基準として分析され、テクニック・パワー・耐久力の3項目からなる「PULSE（パルス）」画面に自身のプレースタイルや実力が浮かび上がってくるという仕組みだ。
もちろんショット毎の詳細なデータも分析できる。たとえば「ストローク数」画面では、フォアハンドとバックハンドのそれぞれのショット回数や、トップスピン・スライス・フラットという球種の割合もデータ化。さらにはそれぞれのショット時にラケットのどの部分に当たっているのかもパーセンテージで表示される。プレーの傾向や苦手なショットなどがより明確に分かるので、その後のトレーニングに活かせるだろう。
「スキル」画面では、自分のプレーがどのぐらいのレベルに達しているのかも分かる。レベルは8段階あり、下から「NEWBIE（初心者）」⇒「ROOKIE（ルーキー）」⇒「ACE（エース）」⇒「PRODIGY（天才）」⇒「SUPERSTAR（スーパースター）」⇒「FANATIC（マニア）」⇒「GALACTIC（銀河系）」⇒「UNLIMITED（無制限）」と、ロールプレイングゲームの主人公のようにレベルアップを愉しむことができる。
また「コミュニティ」画面では、バボラプレイに登録しているユーザー内での世界ランキングも確認できる。他のユーザーとパルスを比較することもできるので、友人同士で競い合いながらレベルアップを図れる。ユーザーの中には世界ランキング3位（1月28日現在）のラファエル・ナダル選手もいて、もちろんパルスを比較することができるので、一流選手のプレー内容をより身近に感じることもできるだろう。
現在のラインナップは以下の3モデル。
■バボラプレイ ピュア ドライブ ジャパンリミテッド（7万円・2014年9月1日発売）
■ピュア ドライブ プレイ（6万2000円・2014年12月25日発売）
■アエロプロ ドライブ プレイ（6万3000円・2015年1月24日発売）
ゲーム感覚で楽しみながらレベルアップが図れて、世界ともつながる「バボラプレイ」。この春、自身のテニスに新しい風を取り込んでみてはいかがだろうか。
（zlatan）
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