アウディの頂点に位置するハイパフォーマンスモデルの魅力とは?【アウディ 2014年のまとめ・後編】

アウディは2014年3月、SUVであるQシリーズ初のRSとして「RS Q3(698万円)」を発売した。エンジンは310ps/420Nmを誇る2.5リッターの直5ターボ。

その強力なパワーは7速ATを介して路面へと伝えられ、自慢のクワトロが路面を鷲掴みしているかのような安定感と怒涛の加速をもたらす。 02 内外装には「RS」の文字があちらこちらに刻まれ、これでもかというぐらいに“違い”が表現されている。また、シングルフレームグリル下のエアインテークには、「quattro」の文字がさりげなく描かれていた。 03 もちろん、それらは見かけ倒しではなく、攻めた走りをしたときに頼りになるアイテムばかりだ。具体的には、強化版のスポーツサスやブレーキシステム、空力効果を狙ったリヤスポイラー&バンパー、ドライバーを支えるスポーツシート、フラットボトムのステアリングなど、すべてが意味のあるものだ。実際、「RS Q3」の走りはSUVであることを忘れさせるほどに、速い。