SUVの本質を追求したランドローバー・ディスカバリーの特別限定車

ランドローバーの中核モデルとして、初代ディスカバリーが登場したのは1989年のことである。SUVの頂点に君臨するレンジローバーのセカンドライン的ポジションでありながら、骨格となるフレームなどはレンジローバーのものを流用。本格的なタフネスと価格設定が相まってファン層を拡大した。

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現行モデルはすでに4世代目にあたり、日本へ上陸したのが2009年。昨年はパワートレインを刷新し、ビッグマイナーチェンジを敢行。モデル的にもまさに熟成した状態にある。

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今回、発売された『ディスカバリーSEアウトドアパッケージ』は、昨年のブラックエディションに続く限定車。スタイリッシュな都会的イメージに仕立てられた前モデルに対し、今回は原点回帰ともいうべきか、その名の通りアウトドアでの使い勝手を向上させる装備を盛り込んだ。道具としてのディスカバリー本来の性能が満喫できる仕様だ。