3月には「A8」シリーズが刷新されている。アウディのブランドロゴには「Vorsprung durch Technik(=技術による先進)」という言葉が添えられているが、フラッグシップモデルのA8にはアウディが誇る先進テクノロジーが初採用されるケースが多い。
今回の注目技術は「マトリックスLEDヘッドライト」。これはLEDのロービームと、25個のLEDを個別に点灯・消灯する自動制御付きのハイビームにより、対向車や先行車が眩しくないように配慮する画期的なライティングシステムのこと。対向車などは最大8台まで検知可能で、照射のパターンは実に10億通りにものぼるという。この新しい技術は、よりセーフティかつ紳士的な交通社会に貢献することだろう。
また、外側に向かって流れるように点滅するLEDウインカーも初採用している。この装備は視認性アップによる安全性はもとより、プレミアムサルーンとしての存在感を増す効果もありそうだ。価格は980万円(V6スーパーチャージャー仕様)から2085万円(W12仕様)まで。
(近日公開:まとめ・後編へ続く)
(zlatan)
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