そして「RC F」が魅力的に映るのは、ストレートに“カッコいい”からだ。人生の味わいを知る真の大人が選ぶスポーツクーペは、やはりこうでなくてはならない。ずっと眺めていられる、思わず見惚れてしまう……、それがスポーツクーペが持つべき魅力だ。
ベースとなった「RC」も十二分にカッコいいが、「RC F」には卓越した走行性能を予感させ、人を熱くさせる獰猛さがより濃厚に注入されている。Fならではの存在感を醸し出すのは、専用の漆黒メッキグリルモールを採用したグリルとフロントバンパー両端に配された大きな開口部で構成する“ダブル・スピンドル”、台形に配置された4連エキゾースト・ディフューザーなどだ。エンジンフード上のエアアウトレットやアクティブ・リヤウイングなどは、冷却&空力性能が効果的に機能するようにデザインされている。そんな「RC F」の価格は953万円。
ちなみに映像の最後に登場したのは、「RC F “Carbon Exterior package”(1030万円)」である。カーボン製のエンジンフードやルーフ、アクティブ・リヤウイングによって約10kgの軽量化を果たし、さらに俊敏な走りを実現。発売は2015年1月末を予定している。
(zlatan)
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