メルセデス初のプラグインハイブリッドにある「運転の品格」とは?

この12月から納車が始まった「S550 プラグインハイブリッド ロング」。ベースはもちろんメルセデスのフラッグシップモデル「Sクラス」で、1590万円というプライスタグに違わぬ至福のラグジュアリーと最先端のテクロノジーが満載されている。
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搭載するパワートレインは、3.0LのV6直噴ツインターボ(333ps/480Nm)+電気モーター(115ps/350Nm)のプラグインハイブリッド。システム出力は442ps/650Nmと、V8エンジンと同等のパワーが愉しめる。

そして何より、ゼロ・エミッションのEV走行である。フル充電で最大33km、最高速度140km/hまで実現したEV走行が、Sクラス随一の静粛性と快適性をもたらしている。そう、ただでさえ静粛性が高いSクラスだが、このモデルはさらにその上をいき、外界と隔絶された室内には凛とした空気が流れる。ちなみにフル充電は4時間(AC200V電源)で、トランクはゴルフバッグ2個が収まる容量を確保している。
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走行モードも多彩かつ緻密だ。エンジン+モーターの「HYBRID」、モーターのみで走行する「E-MODE」、バッテリーの充電レベルを維持する「E-SAVE」、回生ブレーキなどにより充電を最大化する「CHARGE」から選択できる。

たとえば、市街地や観光地では「E-MODE」で紳士的かつエコ・コンシャスに流し、ハイウェイでは「HYBRID」のパワフルな加速でスムーズな交通の流れをリードするという使い方が想定される。また、いかなる路面状況であろうとも、電子制御の「AIRマティックサスペンション」が、安定感と快適性をパッセンジャーにもたらしてくれるのだ。