「Allpeers」を創った事などで知られる起業家のCedric Maloux氏とMatthew Gertner氏が開発した、おすすめのワインを教えてくれるアプリ「WhatWine」が海外で話題となっている。海外のダイニングバーやワインを多く扱うレストランなどに行くと、どれを注文すればよいか解らずにバーテンダーやソムリエの人を苦労させてしまった経験がある人は多いのではないだろうか?
そんな人のために開発されたのがレストランのワインメニューを識別してアドバイスをしてくれるソムリエのようなアプリ「WhatWine」となっている。使用方法はいたって簡単。店名を入力してからスマートフォンのカメラでワインリストを認識させると、そのメニューを光学式文字読み取り装置が識別、膨大なデータベースから様々なワインを紹介してくれる。
さらに、ユーザーがオーダーしたいメインディッシュ(ビーフ、ポーク、ラム、チキン、白身魚、チーズなど)に合うワインなどもアドバイスしてくれるので選択に困る事が少なくなる。
また、別のユーザーがその店を訪れワインリストを取り込んでいたら、そのリストがデータベースに取り込まれる仕組みとなっているため、店名を入力すると即座にワインリストと料理との相性を即座に表示、ワインリストを開かずにオーダーできるという洒落た使い方も可能にしてくれるのだ。この「WhatWine」は今のところ海外のみにしか対応していないが、ワインを目的に旅行する人にとってはとても便利なアプリと言えるだろう。
「WhatWine」がさらに流行っていけば日本のワインや店への展開も出てくるはずなのでこのアプリの今後にも注目したい。
(Lion-Maniacs)