新型スーパースポーツモデル「メルセデス AMG GT」デビュー

メルセデス・ベンツの新型スーパースポーツモデル「メルセデス AMG GT」がデビューした。14C1040_006ワールド・プレミアは、メルセデス AMGが本拠地を置くドイツ・アッファルターバッハにて行われ、プレゼンターとして「メルセデスAMGペトロナス F1チーム」のドライバーで、現在ドライバーランキングトップであるニコ・ロズベルグも登場した。
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「メルセデス AMG GT」は、メルセデス AMGが独自に開発・生産を行うモデルとしては、2番目のスポーツカーとなる。エクステリアは、メルセデスの伝説のスポーツカー「300 SL」を彷彿させるロングノーズ&ショートデッキの典型的スポーツカースタイルを継承。昨年生産が終了した「SLS AMG」より、クラシックな印象が強くなったと思う人も少なくないのでは。
14C708_022 14C1040_501「メルセデス AMG GT」には、「M178」型と呼ばれる新型4.0リッター V8ツインターボエンジンがフロントミッドシップに搭載される。90°Vバンクの狭間にターボチャージャーを装着しドライサンプ方式を採用するこのエンジンは、「メルセデス AMG GT」専用に開発されたパワーユニットだ。A45 AMGやCLA45 AMGに搭載されている2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンのノウハウが注ぎ込まれており、スポーツカーとして欠かすことのできない高いパフォーマンスだけではなく、高効率で環境適合性も兼ね備えている。もちろん「one man, one engine(ひとりのマイスターがひとつのエンジンを)」という理念に基づき、熟練のマイスターによって、手作業で丹念に組み上げられる。

「M178」型エンジンには、出力の異なる2つのタイプが用意される。「メルセデス AMG GT」は最高出力462PS、最大トルク600Nmを発生。「メルセデス AMG GT S」は最高出力510PS、最大トルク650Nmを発生する。7速デュアルクラッチトランスミッション「AMGスピードシフトDCT-7」と組み合わされ、後輪を駆動する。またフロントミッドシップ&トランスアクスルレイアウトにより47:53という理想的な前後重量配分と低重心化を実現している。その結果、スーパースポーツモデルに相応しい卓越したハンドリングと優れた操縦安定性を実現しているとのこと。

「メルセデス AMG GT」は10月に行われるパリサロンで一般公開される予定。

メルセデス・ベンツ日本公式サイト