「テスラ モデルS」の納車記念式典にイーロン・マスクCEOが来日!

2011年から予約を始めていた「テスラ モデルS」がついに日本国内でのデリバリーを開始、その納車に先立ち、新オーナーの元へ「鍵の受け渡しセレモニー」が六本木ヒルズ52階のシティービューでおこなわれました。

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式典には9人の新オーナーが招待され、来日したテスラモーターズの共同創業者兼CEO、イーロン・マスク氏から直々にキーが手渡されました。

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 本日納車された9組のみなさん。モニターの日本語化や右ハンドルへの仕様変更などにより、大幅に納期が遅れてしまった分、マスクCEOからのサプライズもあり喜びもひとしお。

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 満面の笑顔で自らデモンストレーションを行うマスクCEO。これから日本全国に展開していくテスラ専用の急速充電器網「 テスラ スーパーチャージャー」はオーナーなら無料で利用することができるそうです。約20分で50%の充電ができるとか。満充電で航続距離が500キロですから、半分の充電といっても普段使いなら十分のチャージ量でしょう。

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テスラの充電用コネクターは独自の規格を採用していて、日本の高速道路SAなどに設置されているEV用の急速充電設備CHAdeMO(チャデモ)規格では充電ができません。そこでこのアダプターの登場です。こちらをトランクに入れておけば、約2,000箇所のCHAdeMO規格の充電スポットを利用することができるそうです。

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マスクCEOはイベントの前におこなわれた記者会見で約20分にわたり質疑応答をおこないました。

日本の市場については、「テスラのバッテリーはすべてパナソニック製。EVの心臓はこのバッテリーであり、テスラには日本の心が埋め込まれている。だからこそ日本の市場にはとても期待が大きい。」と力強く答えるマスクCEO。

また、EVの市場性については、「日本でEVのライバルといわれている水素で動くFCV(燃料電池自動車)の実用化はエネルギー効率から考えても実験レベルを超えることはないだろうし、未来のエネルギー供給は太陽光発電に取って代わられるはずだから、EVのマーケットはこれからも全世界へと波及していくだろう。」とテスラモーターズの事業拡大にも大きな自信を見せていました。

最後に、Twitterでつぶやかれていた「ラーメン二郎」の感想を質問されると「こんなに大きなボールにこんなに山盛りで本当にエキサイティングだったよ、自動販売機でチケット買うにも驚かされたし。」と茶目っ気たっぷりに答える一幕も。

それではセレモニーの様子と「テスラ モデルS」のお披露目、テスラ専用の急速充電器「テスラ スーパーチャージャー」が設置されたグランド・ハイアット東京でのデモンストレーション はこちらのギャラリーにてご覧ください。

テスラモーターズ