ソニーはドイツ・ベルリンで開催中のIFA2014で、スピーカーと360°ビデオカメラを搭載した電動アシスト自転車「XPERIA Bike」を公開した。
今回のモデルはコンセプトモデルということだが、この「XPERIA Bike」はライバル社のスマートバイクと比べるととてもヘビーな印象を受ける。「XPERIA Bike」の大きな特徴としては、まずハンドル部分に高音質のスピーカーが付属している。
中央部分にXPERIAを装着して中央下部の大きなコントローラーで操作するため、ドッキング型のモバイルデバイス用スピーカーのような形で使用することができる。もうひとつの大きな特徴として、サドルの下部に180°の風景を撮影できる広角カメラを2つ搭載。
録画した映像はXperia内のメモリに保存され、クラウド上などにアップロードすることも可能となっている。接続されたXperiaの画面には、電動アシストの電池残量や電動アシスト率、速度などが表示される。
画面ではカメラの映像も常に確認できるため、後方の危険などをいち早く察知し事故の回避に繋がることが期待される。
「XPERIA Bike」はこのように面白さや遊び心を感じる機能やデザインが目立っているが、必要な機能以外を徹底的に省いたSAMSUNGのスマートバイクなどを見ても解るように、スマートバイクのコンセプトは大胆なデザインで発表されるケースが非常に多くなっている。
果たして発売時にはどのようなデザインで、どんな機能が搭載されるのだろうか?
今後も市場から目が離せない。
(Lion-Maniacs)