BMWとタイムズ24は、カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」の会員を対象に電気自動車BMW「i3」を無料で利用できる「Times Car PLUS x BMW 無料体感キャンペーン」を実施する。期間は2014年8月1日から8月31日まで。このキャンペーンは、タイムズ24が運営するビル型駐車場「タイムズステーション有楽町イトシア」内の「BMW i3体感ステーション」にて実施。キャンペーン期間中、9時から12時までの枠と15時から18時までの枠どちらかで最大3時間、電気のみを動力源とする「i3」を無料で利用することができる。
「i3」は大都市圏向けのクルマとして専用設計された4人乗り電動駆動モデル。「LifeDrive(ライフドライブ)」構造という車体の基本構造コンセプトを採用している。この「LifeDrive構造」は、パワートレインなどを収めるシャシーの役割を果たすアルミニウム製「Drive Module(ドライブモジュール)」、そして、乗員などが搭乗する基本骨格(パッセンジャー・セル)となる炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製「Life Module(ライフモジュール)」で構成される。ボディ剛性と乗員保護性能に優れているCFRPは高い強度を誇りながら、スチールと比較して50%、アルミと比較しても30%軽量になる。これによりバッテリーを搭載することによる重量増を相殺し、わずか1,260キロの車両重量を実現している。
最大出力170ps、最大トルク250Nmを発生する電気モーターを搭載し、0-100km/h加速が7.2秒とのこと。また、搭載される総電力量22kWhのリチウムイオン電池は、一回の充電で約130kmから160kmまでの走行が可能。ボディサイズも、都市部の立体駐車場で困ることのない運転しやすいサイズとなっている。
キャンペーンには「ソーラー・オレンジ」と「アイオニック・シルバー」の各1台、計2台の「i3」が用意される。