ラグジュアリーなクルマにはラグジュアリーな女性がよく似合う。
それも助手席ではなく、みずからハンドルを握っている姿に僕は色気を感じる。そんなセクシーな女性を最高に演出してくれるクルマを3台ピックアップしてご紹介しよう。
【1】メルセデスCL
ベンツのプレミアムラインであるSクラスは4ドアのショーファードリブン的位置づけだが、CLはそのドライバーズ・カーバイジョンであるクーペボディ。このクルマに乗る者は、必然的に4.7ℓV8ツインターボを搭載した全長5メートル超の巨体を操ることを要求される。そんな美しき狂獣に似合うのは、しなやかな中に強さを秘めた、野性味溢れるセクシーさを持った女性しかいない。大抵の男は、この「美女と野獣」の組み合わせに一も二もなくひれ伏すだろう。クルマが女性を選ぶという、希有なるラグジュアリー・カーだ。
(Mercedes-Benz CL550 1686万8000円 8月現在、市場在庫のみ http://www.mercedes-benz.co.jp
【2】AUDI RS5 カブリオレ
自然吸気4.2ℓV8の強心臓に、4WDクワトロ・システム、7速Sトロニックを組み合わせるハイ・パフォーマンスを持ちながら、ルックスはあくまでエレガンス。そんな落差を持つこのクルマに秘められたテーマは「貞淑さのなかに封じ込められた情熱」だ。鍔広の帽子に少しタイト目のワンピースを着た有閑マダムが、夕刻の六本木のブティックに横付けする…。そんな美魔女とのシチュエーションが似合う、プレミアム・カブリオレがこのAUDI RS5 カブリオレだ。
(AUDI RS5 Cabriolet 1427万円〜 http://www.audi.co.jp/)
【3】テスラ タイプS P85
美も才も兼ね備えた、社会の第一線で働くスーツ姿の美女は、どんなクルマで仕事場にやってくるのか。米テスラ・モータースが製造する電気自動車、テスラ・タイプSは、その答えの筆頭に上がるだろう。電気自動車の常識を覆す502kmの航続距離と、210km/hの最高速を誇るタイプS P85は、4.97mの巨大な全長ながら、主役はあくまでドライバー。センターコンソールにビルドインされた17インチのタッチスクリーンに、しなやかに滑る白い指先は、タフな仕事をこなす彼女の別の一面を想像させることだろう。
(Tesla Model S P85 1081万8000円〜 http://www.teslamotors.com/jp/)
どうです?こんなフルサイズのクルマを縦列駐車をピタッと決められる女性なんて「かっこいい」という褒め言葉が一番お似合いなはずである。