トレーニングするには『目標とする体のイメージ』が重要!

【まずは自分を知ること】

さて、前回「PDCAサイクルを制するものは、ビジネスだけでなくトレーニングをも制する!?」をお読みいただいて、自分の現実に向き合うことは出来たでしょうか?おそらく多くの方が、「自分の本当の姿」を知ってショックを受けているのではないでしょうか。

でも悲しむことはありません。「自分を知る」というもっとも厳しいことに立ち向かったあなたは、すでに成功への一歩を進み始めているのです。
2N2_2215_1余談になりますが、会社経営でも個人の人生でも、「自分はどうありたいか?」、「自分はどうすべきか?」という理想の姿はある程度イメージ出来るものの、では「今のあなたはどうなの?」という現状分析がきちんと出来ている人や企業は少ないものです。

それゆえ「裸の大将」的な経営者は、自分の周りにイエスマンを置きたがるものです。あなた自身も、自分の意見を聞いてくれる都合のいい人とばかりと付き合っていたのではないでしょうか?

でも、今のあなたは違います。しっかりと自分を見つめなおし、自分を把握することができたからです。
もちろん体力や生活パターンを知ったからといって、あなたのすべてを理解した訳ではありませんが、現実の自分を客観的に把握し見直すことが出来れば、これ以上に強い指標はありません。今後トレーニングをするにあたっても、自己評価(自己把握)は定期的に行うものですので、習慣にするといいでしょう。

同様、ビジネスや人生設計など日頃の自分のあり方などにおいても、定期的な自己評価をすることをお勧めします。
そうすることで、判断を誤る可能性が低くなりますし、人格形成においても、理想の「私」を手に入れることも可能かもしれません。

【自己設定の方法とは?】

さて、話を戻します。自分を客観的に把握することができれば、次におこなうのは理想を描くこと、つまり目標とする身体の設定です。
これはイメージ的なことで構いません。例えば雑誌や映画に出てくる「俳優のような体になりたい」で結構です。

このイメージを持つことが肉体改造には大切で、この意識付けが薄いとトレーニングへの集中力や継続力が上がりません。
例えばあなたの理想とする俳優のポスターや雑誌の切り抜きなどを部屋に貼ったりスマホの待ち受け画面にするなど、日頃から無意識に目に入るような工夫をして下さい。

視覚からの影響はとても強く、知らぬ間に自分の行動を変えてくれます。ぜひ実践して下さい。