メルセデス・ベンツは、「CLS/CLS シューティングブレーク」のフェイスリフトを発表した。2004年に、クーペのようなエレガントなスタイリングとセダンならではの実用性を兼ね備えた4ドアクーペをコンセプトに登場した初代「CLS」。2010年に2世代目へとモデルチェンジを行い、2012年にワゴンタイプの「CLS シューティングブレーク」も発売となった。
■マルチビームLEDヘッドライトを初搭載!
新型「CLSクラス」は、LEDヘッドライトを標準採用するとともに、新しいフロントグリル、バンパー、エアインテークのデザインへと変更される。またメルセデス・ベンツとして初めて「マルチビームLEDヘッドライト」がオプション設定される。
これは道路状況や交通状況によって24個のLEDライトの点灯や消灯を自動的に車両がコントロールし、常に最適な視界を確保するという。
■3.5リッターV6ツインターボエンジンとV8エンジンの2タイプ
パワーユニットはガソリンエンジンが「CLS 400/CLS 400 4MATIC」に搭載される3.5リッターV6ツインターボエンジンと「CLS 500/CLS 500 4MATIC」に搭載されるV8エンジンの2種類となっている。
一方、ディーゼルは最高出力170PS(CLS 220 BlueTEC)および204PS(CLS 250 BlueTEC)の2種類の2.2リッター直4ディーゼルと3.0リッターV6ディーゼル(CLS 350 BlueTEC/CLS 350 BlueTEC 4MATIC)の合計3種類が用意される。全てのエンジンが欧州で最新の排出ガス基準ユーロ6に適合しているとのこと。
またトランスミッションは「CLS 400/CLS 400 4MATIC」は「7Gトロニックプラス」、その他のモデルは新開発の9速AT「9Gトロニック」が組み合わされる。