サムスンが前々から噂されていたスマートバイクのコンセプト映像を公開した。
Appleが「CarPlay」を発表するなど様々な方面で「スマート化」が進む中、SAMSUNGが発表したのはとてもシンプルなスマートバイクのコンセプトで、一見すると普通のクロスバイクやロードバイクのようだが、様々な部分に機能が隠されていた。
まずはハンドル部分、スマートフォンホルダーが搭載され磁石でスマートフォンを固定する仕組みとなっている。
次にサイドの部分にはレーザーポインターを装備。
夜間に走行した際、近くを通行する自動車などが自転車レーンと認識できるため、距離感を掴みやすくなる仕組みだ。
後ろのタイヤの近くにはカメラが装備されており、スマートフォンなどでバックモニターとして使用することができる。
走行ルートや走行距離を表示したり、アプリの開発により様々な使い方が増えていくことだろう。
この自転車はイタリアの「Samsung Maestros Academy」の学生Alice Biotti氏と、フレームビルダーとして有名なマエストロのGiovanni Pelizzoli氏によってデザインされ、ミラノデザインウィークにも展示されたようだ。
このコンセプトデザインのまま実際に発売されるかは未定だが、その機能はすぐに実現しそうな物ばかりであり、近い内にこのスマートバイクが発売されて大きな話題となるのかもしれない。
(Lion-Maniacs)