6月5日に開催されたソフトバンクの新製品発表会で、感情認識ロボット「Pepper」が発表された。
コンセプトは「もっと人、のそばに。」「会いに行けるロボット」
この「Pepper」はこれまでのロボットと同様に人と同じ動作をするだけではなく、人の動作や言葉を受けてあなたを楽しませたり、励ましてくれる”コミュニケーション能力が高い”ロボットなのだ。
主な特徴を説明すると、Pepperには表情と声からその人の感情を察する最新のテクノロジー(感情認識機能)が備わっているので、人が何かを求めたから動作をするのではなく、Pepperが自律的にコミュニケーションを取るようになっている。
コミュニケーションの種類は、開発環境(SDK)が公開されてクリエイターにより日々増加していく予定なので、今後様々な機能が今後アプリストアでダウンロード可能となり、Pepperの動作は今後無限大に広がっていくようなシステムとなっている。
また、Pepperは常時ネットワークに接続されているので、インターネット上の様々な情報に自らアクセスしてあなたが知りたい最新の情報を教えてくれる。さらに、大規模な会話データベースとも連携しており、知恵を貸してくれたり、幅広い話題に答えてくれる。
その他に移動能力も機敏で、人や障害物をセンサーで検知し、衝突の危険性を減少する機能(衝突防止機能)や、誰かに押されても倒れないバランスを保つ機能(オートバランス機能)も装備。
極めつけはPepperの状態がモニタリングセンターで遠隔管理される機能。
故障を招くような異常を素早く察知できる(Pepperモニタリングシステム)が装備されているのでメンテナンス面でも安心な作りとなっている。
この「Pepper」は2015年2月に19万8000円で一般販売され、ソフトバンクショップでは一足早く一般公開されている。[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=OX2-tpTkLA0[/youtube]
http://www.softbank.jp/robot/special/tech/
(Lion-Maniacs)