近年続々登場する高級扇風機。各社様々な最新機能を持ったモデルを発売しているが、今年は省エネ性能と機能性に特化した扇風機を選んでみてはいかがだろう。
今回紹介する高級扇風機は、今まで使われてきたACモーターではなく、DCモーターを採用しているのが特徴だ。DCモーターは速度・出力の調整の幅が広く、稼働音と消費電力を抑えた運転が可能となる。
■バルミューダ「GreenFan」DCモーターを採用した高級扇風機のさきがけ、バルミューダ「GreenFan」シリーズは内側と外側に配置された二重構造の羽根で自然に近い風を実現している。最新モデル「GreenFan Japan」(上画像)では、前モデルで最大10メートルまでだった風の到達距離を、最大15メートルに進化させた。サーキュレーター機能も向上している。
■東芝「SIENT F-DLS1000」東芝の「SIENT F-DLS1000」(上画像)は、7枚羽根と斜流ファンによって、1つの羽根で2種類の風を作る「ランダム風」と、温度と湿度を感知するデュアルセンサーで、自然に近い環境を再現するのが特徴。こちらもサーキュレーターとしても利用可能。
■シャープ「PJ-D3DG」シャープの「PJ-D3DG」(上画像)は、アサギマダラという蝶の羽のくびれとひねりを応用した独特の羽根形状が特徴的。プラズマクラスターも併用することで、空気浄化や脱臭も可能だ。
パナソニックの「F-CK339」(上画像)は、「7枚ひねり羽」を使った立体風が特徴で、においを脱臭するナノイーなど、同社の特徴的な技術も搭載している。
今年もニューモデルが発売され人気が続きそうなダイソンの羽根のない扇風機。従来モデルは音が大きいことが難点だったが、新作「AM06」、「AM07」(上画像)は運転音を最大75%削減。紹介した他社モデルと機能を比べると価格は割高だが、安全性・メンテナンス性の高さ、デザイン性は特化している。
各社様々な最新機能を搭載した高級扇風機の風を、是非実際に体感してみて欲しい。