多くのメーカーがSUVモデルを発表したことがトピックの一つともいえる今回のオートチャイナ2014。アウディはクーペモデルが持つスポーティーさとコンパクトSUVの実用性を融合したコンセプトモデル「TTオフロードコンセプト」を発表した。 「TTオフロードコンセプト」は、ジュネーブショーで発表したばかりのスポーツクーペ新型「TT」をベースに開発、将来のTT派生車種を予感させるコンセプトカーだ。
全長4.39m、全幅1.85mというボディサイズは、現在市販されているSUVモデルQ3と同じ。しかしQ3より8cm低い（1.53m）全高によりスポーティーな印象を強く醸し出している。 搭載されるパワートレーンとして2つのモーターを備えるプラグインハイブリッドを選択。システム最高出力408PS(300kW)、最大トルクは650Nmとなる。電動モーターだけで最大50km、エンジンも含めた場合は最大で880kmの走行を可能としている。
また「アウディ ワイヤレス テクノロジー」により、ケーブルで繋ぐことなく充電できることも特徴の一つだ。これは専用の駐車スペースに停めるだけで自動的に充電が始まるというもの。ケーブルで繋いだ時と同じ早さで充電が行われ、フル充電になると自動的に充電は止まるようになっている。
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