日本和装、男きもの専門店「SAMURAI」2店舗OPEN ― 上質なきものを低価格で

2014年4月17日、東京・東銀座歌舞伎座前に、男きもの専門店「SAMURAI」がオープンした。

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同店は日本和装及び同社子会社のはかた匠工房が企画。きものや帯の製造工場を持つはかた匠工芸の直営店として、男性向けの和服のみを販売する。

6年後に東京でのオリンピック開催を控えた今、「『日本的なもの』の代表のひとつである『きもの』を女性だけでなく男性にももっと着てほしい。そしてカップルできものを着て、女性のきもの需要にもさらなるインパクトを与え、市場の回復に貢献する」という戦略で企画されたという。

そのため、販売価格はまず購入して街で着てもらうことを主眼に設定。特に、オリジナルの「KATANA」シリーズは、きもの・羽織・帯・長襦袢・裏地(胴裏・肩裏)をオールシルクで揃え、すべての仕立てを含めて14万7千円(数量限定/税別)というリーズナブルな価格だ。

(下画像・「銀座本店」オープン、店内の様子)

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「SAMURAI」及び「KATANA」のイメージキャラクターには、パンツェッタ・ジローラモ氏を起用。初代「キモノマン」(商標登録出願中)として、きものの格好良さを表現していく。

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4月30日には、2号店となる「SAMURAI」京都店を、和の文化が息づく京都祇園にオープン。同店は「銀座本店」に続く、初のフランチャイズ店となる。

男きもの専門店「SAMURAI」