ケータハムカーズは、ピュアスポーツカーであるセブンに新たなエントリーモデルとなる「セブン160」の日本市場導入を発表した。
セブン160は、日本の自動車メーカーであるスズキの660ccの直3気筒ターボエンジンを採用した、これまでで最も小さく、そして効率的なパワーユニットを搭載するモデルだ。その車両重量は、わずか490㎏と軽量。5速MTとの組み合わせで生み出される0-100㎞/h加速は6.9秒、トップスピードも160㎞/hとコンパクトライトウェイトスポーツカーとして、十分な性能を誇る。そのエンジンスペックは、80PS/107Nmと公表されている。
今回、660ccエンジンの採用により、ボディサイズなどを日本の軽自動車規格を満たすように特別設計を行ったのも、このニューモデルの大きな特徴のひとつ。もちろん、登録は軽自動車として可能だ。
セブンのリアのライブアクセルサスペンションとコンパクトなエンジンは、初期セブンのパイオニア精神を体現しており、その走りは他のモデルと比べても初期モデルが持っていたフィーリングに近いものをより体感できるという。コントロールしやすい手頃なパワーである160の走りは、実に痛快なものに仕上がっており、ドライバーの使用するステージによっては、最も適したモデルとなることもある優れたポテンシャルを持つ。また現在のラインナップの中では、最も安価で環境に優しいという魅力的だろう。
価格は、これまでのラインナップでは最も安価な3,650,000円(消費税抜本体価格)に設定。現在、イギリスでの生産も始まり、2014年5月からのデリバリーがアナウンスされている。既にバックオーダーもかなり入っているとのことなので、心惹かれた方は、一刻も早いディーラーへの問い合わせをお勧めしたい。