新型アウディ A8に先進のライティングテクノロジーを採用

2010年に登場したアウディのフラッグシップモデル「A8」がフェイスリフトを受け、3月13日より日本での発売を開始した。A8-L-W12-quattro_Ext

Audi Matrix LED-Scheinwerfer今回のフェイスリフトで注目となっているのが、「A8」で初めて採用した「マトリクスLEDヘッドライト」だ。「マトリクスLEDヘッドライト」はロービーム用のLEDと25個の小さいLEDによるハイビームから構成される。ハイビームを使用する際、車載カメラが対向車や前走車、歩行者を検出。他のドライバーや歩行者の視界を妨げないように、状況に応じてLEDを個別に点灯/消灯、あるいは配光を自動調整する。

Audi A8またLEDインジケーター(ウインカー)も「マトリクスLEDヘッドライト」を構成するコンポーネンツの一つだ。フロントは18個、リアは24個のLEDで構成される。LEDインジケーターを点灯すると、LEDライトが内側から曲がる方向に向かって流れるように点灯。ドライバーが意図している方向を、他者によりわかりやすく示す。

「マトリクスLEDヘッドライト」の長所は視認性の向上だけにとどまらない。非視認性が向上することによる安全性の向上や消費電力を抑えることよる高効率化。そして使用するLEDライトの数やサイズを変えることによって個性的なデザインを実現可能にする。これからはシングルフレームグリルと「マトリクスLEDヘッドライト」がアウディの顔となる。[youtube]http://youtu.be/54RInsRxlL8[/youtube]

Audi A8