プロレスラーのオカダ・カズチカ最新刊『「リング」に立つための基本作法』

2021年「G1 CLIMAX31」で優勝し3 度目の制覇を成し遂げた、現代の日本を代表するプロレスラー、オカダ・カズチカの最新刊『「リング」に立つための基本作法』で語るオカダ流人生の極意とは。

■オカダ・カズチカ最新刊『「リング」に立つための基本作法』
新日本プロレスを牽引するオカダ・カズチカがオカダ流人生の極意を明かす最新刊『「リング」に立つための基本作法』が幻冬社より、12月25日に発売となった。

なぜ強いのか、なぜ特別な存在であり得るのか。

オカダがトップに昇りつめるにあたって、強く意識したこと、自分に課していることを、心と身体、両面から率直に語る。老若男女、誰もが自らの「リング」に立つためのヒントになる、オカダ流人生の極意の数々。

アントニオ猪木や天龍源一郎との遭遇、闘い、教えられたことの記述も興味深い。

■冒頭の文章から伝わる思い

『「リング」に立つための作法』の冒頭で綴る文章から、著者オカダ・カズチカがこの新刊に込めた思いが伝わってくる。

オカダ流人生の極意

あまたある格闘技のなかで、プロレスだけが相手の攻撃を真っ向から受ける。よけない。

お前の力はそんなもんなのか!? というように、相手のチョップを真正面からもらう。キックももらう。スタミナに自信があればラリアットも受ける。

だから、プロレスラーはオフェンスだけでは通用しない。実はディフェンスの能力がものすごく問われるのだ。相手の攻撃を逃げることなく受け止め、倒れない。そういう強靭な身体を手に入れるために、僕たちは日々地道なトレーニングを積んでいる。

攻撃力だけでなく、受ける力、耐える力があってこそ、一流のプロレスラーといえるのだ。

僕の体重は107kg。闘う相手も100kgを超えている。130kgを超える外国人レスラーもざらだ。

そんなプロレスラーの攻撃を真正面から受けるのは、キャリアを積んでもやはり勇気がいることなのだ。そして、度量も必要。身体だけでなく、マインドも鍛えていかなくてはならない。

プロレスの試合は人生の縮図だ。そこには、闘っているプロレスラーならではの物語がある。

リングの上は戦場。攻めているときもあれば、防戦一方のときだってある。勝利に酔うこともあれば、あっさり負けることもある。歓喜があり、砂を噛むような屈辱もある。

勝ったときだけでなく、負けたときの態度やその後、雪辱を果たすまでの姿を通して、プロレスラーとしての価値が問われる。それと同時に人としての真価も問われる。

この本では、身体を鍛え、心を鍛えるとともに、はからずもリングで人間力を磨かせてもらってきたプロレスラー、レインメーカーことオカダ・カズチカの日常、ありのままの姿をお見せしたい。

そしてこの本のタイトル『「リング」に立つための作法』の「  」には、読者のみなさんの取り組んでいることを入れてほしい。

日々を過ごすうえで、何かのヒントになればと思っている。

本書には、凛々しいスーツ姿のショット、鍛え抜かれた肉体を披露するショット、愛車フェラーリとのショットなど、撮り下ろし写真も44ページにわたって掲載している。

2022年は、1月4日(火)5日(水)の東京ドーム2連戦、そして8日(土)横浜アリーナとビッグマッチの連打で幕を開ける新日本プロレス。オカダ・カズチカにさらなる注目が集まること間違いなしだ。

「リング」に立つための基本作法
著者:オカダ・カズチカ
価格:1,760円(税込)
発売元:幻冬舎

(冨田格)