20年にわたり海の生き物の撮影を続けている鍵井靖章氏の新作は、こんな海の中みたことない!『不思議の国の海』

色鮮やかで可愛らしい、お菓子のような作品が大人気の写真家、鍵井靖章(かぎい・やすあき)氏。

約20年間にわたり海の生き物の撮影を続けている水中写真家であり、3.11以降は岩手県の海を定期的に記録し、再生の様子を伝えている。日本写真協会新人賞や2013年、2015年日経ナショナルジオグラフィック優秀賞を受賞するなど、日本を代表する写真家だ。

鍵井氏の新作写真集「不思議の国の海」は「不思議」をテーマに、インドネシアやフィリピン、モルディブやタイなどのカラフルで幻想的な海中風景を魅せてくれる。

魚やアシカたちのキュートで驚くべき表情は、鍵井氏にしか切り取れない世界だろう。

また、同書のカバージャケットは、トレーシングペーパーを使用。

本体表紙の極彩色の魚たちが透ける、不思議で飾っておきたくなるような仕様だ。ページをめくるたびに不思議な海の世界が楽しめるこの写真集。疲れた心を癒してくれそうだ。

 

書名:『不思議の国の海』
著者:鍵井靖章
仕様:A4判変型(220×265mm)/ソフトカバー/ 128Pages(Full Color)
定価:(本体2,400円+税)
発売日:2017年4月11日
発売元:パイ インターナショナル