豪華かつ繊細!レクサスのフラッグシップセダン「LS500h」が世界初披露

新型「LS500h」は、先のデトロイトモーターショーで披露された「LS500」のハイブリッド版。斬新なクーペシルエットを持つスタイリングや数々の先進技術によって、レクサスの象徴として大きな変革を果たす。

さっそくドアを開けてみよう。フラッグシップらしいゴージャス感だけではなく、繊細な仕立てに思わず釘づけになるに違いない。折り紙にヒントを得たというドアトリム、切子細工をモチーフにしたドアトリムオーナメントなどが、レクサスらしい匠の技を象徴している。

リアシートはまさにファーストクラスの趣きだ。オットマン付きパワーシートは、タッチパネルでヒーターやリフレッシュ機能などが設定できる。

低重心かつ伸びやかなクーペシルエットは、新開発のGA-Lプラットフォームによって実現している。車体側面にウィンドウガラスを片側3枚ずつ配置したデザインも個性的だ。ボディサイズは全長5,235×全幅1,900×全高1,450となる。

パワートレーンには、レクサス独自のマルチステージ・ハイブリッドシステムを搭載。エンジンとモーターがそれぞれ、あるいは協調して最大限のパフォーマンスを発揮することで、エモーショナルな走りと低燃費を両立している。

また、レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム(LDH)やアダプティブ・バリアブル・サスペンション(AVS)などによって、上下動やロールを抑えたフラットな乗り味を実現している。走り全体の味わいは、「すっきりと奥深い」ものになるようだ。

安全装備も一級品だ。緊急時の自動ブレーキやレーンキープアシストなどはもちろん、自動操舵で衝突回避するプリクラッシュセーフティを世界で初めて採用した。

噂されていたサイドミラーレス仕様やFCV(燃料電池)の搭載は、今後のお楽しみといったところだろう。

(zlatan)

画像元:レクサス