東京から2時間、昭和にタイムスリップする温泉宿「かわら崎 湯元館」

六日町(むいかまち)は南魚沼産コシヒカリで知られている新潟県南魚沼市にある小さな街。冬になれば雪が数メートルは積もる日本を代表する豪雪地帯だ。

東京駅からは上越新幹線で越後湯沢駅へ90分程度、上越線に乗り換え約20分で六日町駅に到着する。駅からは平坦な道を徒歩10数分で宿に到着するというロケーション。

まず迎えてくれるのは門の上に掲げてある「温泉遺産の宿」と書かれた一枚板。温泉の達人、野口悦男氏の名前と刻印がある。

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門をくぐって中に入ると「たばこ小売所」のブリキの看板。おや?間違えたかなと思いつつ建物を覗くと古民家のようなたたずまいに風呂屋の番台のようなフロントが見える。

front

ここまでの行程ですでにワクワク感が高まっているのだが、チェックインを済ませ館内を進むとあたりは昭和の空気が漂うどころか昭和が満載だ。