2015年より発売!CarPlay対応モデルのAudi

アウディは、Googleの「Android Auto(アンドロイドオート)」とAppleの「CarPlay(カープレイ)」のソフトウェアプラットフォームを導入し、将来的にアウディのマルチメディアインターフェイス(MMI)と統合することを発表した。Audi bringt Android und iOS ins Autoアウディはすでに、Googleのオープン・オートモーティブ・アライアンス(OAA)の設立メンバーに加わっており、その結果として、「グーグルマップ」や「グーグルプレイミュージック」のサービスをナビゲーション経由で提供している。さらに、Appleが推進する「CarPlay」に対応したモデルを2015年より欧州で、2016年の前半には北米で発売開始する(日本への導入予定は不明)。これによりアウディは、「Android」と「iOS」の2大モバイルOSに対応することになる。

車とITの融合に関してアウディAG研究開発担当取締役のウルリッヒ・ハッケンベルク氏は『私たちのお客様は“常に”自身のスマートフォンから得られるサービスを車でも使えることを望んでいます。それ故、私たちはGoogle社やApple社のようなリーディングカンパニーと密に仕事をしないといけないのです。将来的 には、スマートフォンで使用している機能がオペレーションシステムを通して車でも使用が可能となるでしょう。』と語っている。

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これまでVWグループはOAAへ参加はするものの、「CarPlay」に関しては何も動きがなかった。今回のアウディの発表がVWグループ全体の動きにつながるのか、今後の動向に注目だ。