「ジロ・デ・イタリア」のスタート起点のひとつに100周年を迎えたマセラティ本社を選出

毎年5月に、初夏のイタリアを一周するロードレースの「ジロ・デ・イタリア」。フランスで開催される「ツール・ド・フランス」、スペインを舞台とする「ブエルタ・ア・エスパーニャ」と合わせてグランツールの総称で親しまれる有名なヨーロッパのプロロードレースである。「ジロ・デ・イタリア」は、他の大会に先駆けて開催されるだけでなく、もっとも過酷なステージであることでも有名だ。その開催期間は、およそ約3週間。今年は5月9日に行われたベルファストでの第1ステージを皮切りに、ファイナルステージとなる6月1日のジェモーナ・デル・フリウリ~トリエステでの第21ステージまでが予定されている。
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5月20日に開催された第10ステージは、モデナからサルソマッジョーレまでの184㎞のコース。そのスタート地点に、イタリアのスポーツラグジュアリブランドであるマセラティの創業100周年を祝してマセラティ本社が選ばれた。

スタート時間となる5月20日の午後には、カラフルなウェアに身を包んだ華やかな選手たちの一団が集結。第10ステージの起点となる「ゼロキロ地点」が設置された、ヴィジオーネ・アックイ通りに面したマセラティ工場の正門前から一斉にスタートを切った。
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その記念すべきスタートの瞬間を見学しようと多くのロードレースファンとマセラティの従業員が集まったマセラティ本社前では、力強く駆け抜けていくレーサーたちに、誰もが熱い声援を送っていた。
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「ジロ・デ・イタリア」は、5月26日(月)の一日のみの休息日を挟み、短距離のタイムトライアルや長距離の山岳コースなどを様々なステージを重ねながら、ファイナルステージまでレーサーたちによる連日熱戦が続いていく

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