KORG、ジミ・ヘンドリクス愛用のエフェクター「Uni-Vibe」をコンセプトにした「Nubive」を発表

ドイツで開催中された楽器見本市Musik Messe 2014でコルグが伝説のエフェクター「Uni-Vibe」を髣髴とさせるモジュレーション系エフェクター「Nubive」を発表した。

nuvibe1「Uni-Vibe」と言えば、伝説のギタリスト「ジミ・ヘンドリクス」が1969年のウッドストックなどで愛用した日本製のモジュレーション系エフェクターで有名だが、今回KORGは「Uni-Vibe」の名前を伏せて「Nubive」というモジュレーション系エフェクターを発表した。

開発にあたって、「Uni-Vibe」の開発者であり、現在はコルグの監査役を務める三枝文夫氏が監修として参加。

開発者の三枝文夫氏に監修を依頼し、ここまで実物を髣髴させる製品を作っておきながら、なぜ「Uni-Vibe」という名前を伏せて発表したかと言うと、MXRブランドのエフェクターで知られる米国Dunlop Manufacturing社がUni-Vibe」の商標を所有しているためと考えられている。

nuvibe4気になるスペック、サウンドの方は、

本体サイズは260 x 170 x 67mmで重さは約1.5kg。電源は単3形乾電池6本、もしくは別売のAC アダプターで動作。

KORG独自の技術で伝説のサウンドを忠実に再現させた他に、新機能としてオリジナル波形を作成できるWAVE スライダー、エフェクトオフ時にギターのシグナルに影響を与えないトゥルーバイパス機構を採用するなど現代的な仕様も備えるので、「Uni-Vibe」の復刻版を求めてこのエフェクターを買う人だけではなく、新しくこの「Nubive」というエフェクターを知った人でもすぐに戦力になってくれることだろう。

KORG Nuvibe は2014年5月発売予定、価格は未発表となっている。

[youtube]http://youtu.be/9KqQxxKP1qg[/youtube]

http://www.korg.com/jp/products/effects/nuvibe/