アルファロメオ 4C譲りの最新ユニットをジュリエッタに搭載

アルファロメオ・ジュリエッタの最上級グレード『 クアドリフォリオ ヴェルデ』のパワートレインが2014年モデルで一新される。
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排気量は1742cc(この数字は伝統的な1750を復活させたもの)と従来と変わらぬものの、話題のミドシップモデル『4C』と同じ直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載する。『4C』とはわずかに仕様は異なるが、最高出力は235psから240psへ、最大トルクは340Nmから341Nmへとパワフルに。ちなみに最高速は240km/hと公表されている。

このニューエンジンは、アルミ素材を多用することで22kgのダイエットに成功している点も見逃せない。鼻先が22kgも軽くなるということはスポーツ性能にかなり効いてくることを意味する。ブレーキも強化され、フロントに320mm径のローターとブレンボのブレーキキャリパーがおごられる。これは事実上のビッグマイナーチェンジだ。

また組み合わされるミッションはこれまでの6速マニュアルトランスミッションを廃し、自動変速タイプの乾式デュアルクラッチミッション『Alfa TCT』を採用。クラッチペダルの操作から解放され、シームレスな加速とパドルシフトによる軽快なマニュアルシフト操作が可能になる。0-100km/h加速も0.2秒短縮され6.6秒を記録する。

気になる発売時期は5月とのアナウンス。さらに導入時にはラウンチ・エディションとして外装パーツにカーボンを多用したカーボンファイバーキットと、専用デザインの18インチホイールを採用した特別仕様車(500台限定)を用意しているという。こちらのニュースも是非チェックを。