【画像特集】アウディ 新型「TT」「TTS」を発表

アウディは、第84回ジュネーブモーターショーで新型「TT」と「TTS」を同時に発表した。

1403TT0013世代目となる新型モデルは、1998年に登場した初代TTのデザインを継承しながらも、 水平基調のラインを強調したシャープなデザインが特徴だ。 先代モデルよりワイドでフラットになったシングルフレーグリルはより角がシャープに。 またグリル内にあったアウディのエンブレム「フォーシルバーリングス」はボンネットに移動した。 ダイナミックなヘッドライトはキセノンプラスが標準で、オプションでアウディ マトリクスLEDヘッドライトを選択できる。

ボディサイズは、全長4,180mm、全幅1,832mm、全高1,353mmと先代モデルと大きく変わらないが、ホイールベースは先代モデルより37mm伸びた2,505mmとなっている。アルミニウムとスチールを組み合わせたアウディスペースフレームをさらに最適化することによって、2.0TFSIエンジン搭載モデルを比較した場合、約50kg軽量化を実現した。

インテリアの特徴は、インストルメントパネルとマルチメディアインターフェース(MMI)が融合した「ヴァーチャルコクピット」だ。 従来型のアナログメーターの代わりに12.3インチのTFTデジタルディスプレイを装備し。「クラシック」モードと「インフォテイメント」モードをのどちらかを選択できる(TTSには3つ目の「スポーティー」モードが加わり、エンジンのタコメーターを中心とした表示が可能となる。) ヴァーチャルコクピットにディスプレイを集約した結果、MMIディスプレイが不要になり、シンプルでゆったりとしたインテリアとなった。 と同時に、ドライバーの正面に情報が集約されることで、ドライバーの負担を軽減する。

今回用意されたのは、3種類の直列4気筒2.0リッター直噴ターボエンジン。ガソリンエンジンは230PS[169kw]と310PS[228kw]の2種類と、184PS[135kw]を発揮するディーゼルエンジンである。すべてのエンジンにスタートストップシステムが標準装備となる。